総合的な学習の時間
フェリペⅡ世大学・翻訳学部
PROFESOR 加瀬 忠
平成14年度から小・中学校で全面実施されている、新しい学習指導要領に位置付けられた「総合的な学習の時間」。各学校ではどのような取り組みを工夫されているのでしょうか。
21世紀の世界は、インターネットで情報を収集し、その情報を取捨選択して自分の情報を加味し、個人が自分の情報を発信して価値を競う社会になっていると思います。インターネットの情報は、ヤフー・ジャパン等の日本語バージョンの情報を除いては、その80~85%以上が英語です。ここでは、英語の情報を収集し、英語で考える情報が求められます。
「マドリッド通信」では、加瀬忠個人と埼玉県大里郡妻沼町立男沼小学校・定方先生と4年生の皆さんとの交換授業の取り組みを、一実践例として紹介致します。
交換授業実践例
埼玉県大里郡妻沼町立男沼小学校4年生の皆さんが、総合的な学習の時間に取り組んでいる、情報通信ネットワークを駆使した「国際理解教育」「情報教育」について掲載します。
ねらい 「国際理解教育」「情報教育」の視点から
1異なる文化や習慣をもった人々と、偏見を持たずに交流し、共存できる資質・能力を養う。
2コンピュータや情報通信ネットワーク等を、情報手段として活用できる能力を養う。
教師が常に強く意識し、イメージする児童・生徒像
豊かな個性と強烈な独創性、課題を自分のものとして、それをクリエートすることが出来るフレキシブルな発想と行動力を併せ持った児童・生徒を育成する。
長期的に展望する児童・生徒像
グローバルな世界の中で、組織に守られなくても自力で生きてゆける強い人間を育てる。
それでは、男沼小学校4年生の皆さんの実践を紹介します。
男沼小学校4年生の皆さんは、ローマ字変換で相当長い文章をワードで正確に作成し、デスク・トップに保存した文章をフロッピーへ送り、Eメールでスペインへ送信しております。担任の先生のご苦労と、見事な実践の姿勢が伝わってきます。
理屈はどうでもいい、先ず指導してみることが大切です。そして、問題点等があれば、大いに論じていただき、次への橋渡しとしていただきたい。